日本協会は28日、アジア杯の日本代表DF内田篤人(26=シャルケ)が右膝痛のため参加せず、代わりに50人の予備登録枠からDF植田直通(20=鹿島)を追加招集すると発表した。

 内田はW杯前後に2度の大けがを負った右膝の状態が悪く、都内施設でリハビリを続けていたが、チームを離れて完治させることを優先。今月中旬に渡欧した霜田強化担当技術委員長がシャルケ幹部と会った際も招集辞退を要請されていた。

 U-21代表の植田はA代表初招集。今日29日から始まる国内合宿のトレーニングパートナーに選ばれており、U-21代表のタイ・バングラデシュ遠征から帰国した20日以降も鹿島で自主トレしていた。高卒2年目、チーム最年少のセンターバックは「経験豊富な選手たちの胸を借りつつ誰にも臆することなくプレーしたい」と抱負を語った。