【アデレード(オーストラリア)=北村泰彦】G大阪が大会史上初の「アウェー全勝」で頂点に上り詰める。西野朗監督(53)が12日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦アデレード戦に向けての公式会見で「勝って(優勝を)持ち帰りたい」と力強く宣言した。1次リーグから敵地では5連勝中。白星でフィナーレを飾り、ACL初のアウェー全勝で初のアジア王者をつかみにいく。
第1戦で手にした3点のリードなど眼中にない。攻め抜いて、勝つだけだ。この日の公式会見で、西野監督は「ここまでアウェーですべて勝ってきた。今までと違う形で王者になる資格を持っている。攻撃サッカーを披露し、勝って(優勝を)持ち帰りたい。それが重要だと思う」と、言葉に力を込めた。
02-03年から6回目のACLで、アウェー全勝で優勝したチームは1つもない。アジアの域を超え、世界的に見ても異例だ。DF加地は「相手は攻め込んでくると思うけど、逆に圧倒して(スタンドを)静まりかえらせたい」。準決勝第1戦が終わった時点で、アデレードとの対戦を見越して現地視察し短所も長所も分析済み。昨年の浦和に続く日本勢連覇へ、自信を持って臨む。



