鹿島が暑さ対策より自然体を貫く。ホーム開催の4日のリーグ京都戦後、茨城県鹿嶋市より平均気温で15度近く高いシンガポールに移動し、7日のACLシンガポールAF戦に臨む。会場のジャランベサル競技場は04年3月末にジーコ監督が率いる日本代表がW杯1次予選でシンガポールと対戦し、暑さによる体力消耗で大苦戦の末に2-1で辛勝した場所。当時は事前にサウナで汗腺を開かせるなど対策を取ったが、鹿島は石井フィジカルコーチが3月31日、「時間もないし、短期間では順応は難しいので特別な対策はできないと思う」と話した。