鹿島が、まさかの大会2連敗を喫した。何度か作ったチャンスで決めきれず、後半21分にFKのこぼれ球を豪快に押し込まれた。

 日本代表MF柴崎岳(22)は「ネガティブになる必要はない。チャンスは作れていたので、後は精度の問題」と必死に前を向いた。

 トニーニョ・セレーゾ監督は「負けることもあれば、勝つこともある。Jリーグ勢は結果を出せていないが、内容では決して負けていない」とあえて強気に話していた。

 約7万人収容のソウルW杯スタジアムは、氷点下3度まで下がり、極寒の環境。サポーターも5790人しか集まらなかった。