J2大宮は、ホームで愛媛に1-0で勝利し、4位へ浮上した。

 前半、立ち上がりの悪かった愛媛の隙を見逃さず、積極的に仕掛けた。同38分、ボールを保持していた愛媛DF林堂眞(25)がつまずいたミスを逃さず、大宮MF泉沢仁(23)がボールを奪い、GKとの1対1を制して先制ゴールを決めた。

 後半は愛媛が攻勢に出たが、1点を守りきってホーム戦負けなし(6勝1分け)とした。渋谷洋樹監督(48)は「ここ数試合は前半の入りが悪かったが、今日は前半から相手のDFとうまくはまり、チャンスを多く作れた」と評価した。

 プロ初得点を挙げたMF泉沢は「やっとゴールに入ったのはうれしかったが、チームが勝ったことの方がうれしかった」と謙虚に喜んだ。