川崎Fの司令塔が完全復活だ。MF中村憲剛(34)が5月30日の清水戦以来、4試合ぶりにフル出場した。途中出場だった前3試合は3連勝で「自分が(先発に)入って負けたら何言われるか分からなかった」と胸をなで下ろした。中断期間に走り込みに励み90分走る体力づくりに努め、この日も試合終盤にFW大久保とトップスピードでカウンター。シュートは相手GK権田に阻まれたが「自分が点を取れなかったこと以外はよかった」と手応えを口にした。
7日にドルトムントに0-6と惨敗した経験も生きた。中村いわく、各自が「自分がドルトムントの選手だったら」と立ち位置を考え、プレスをかけた。ことしで35歳のベテランは「今までの完封とは違ってみんなで守って攻めたと感じる。無駄じゃなかったし、次につなげたい」と満足げ。大敗ショックを糧に変え、最高のスタートを切った。



