鹿島が監督交代後、初めて迎えたリーグ戦で勝利を挙げた。

 就任した石井正忠監督(48)は前節松本戦(0●2)から4人先発を入れ替えた。序盤からリズムをつかみ圧力をかけた。前半30分に日本代表MF柴崎岳(23)が右ミドルシュートで先制。後半に一時同点に追いつかれたが、同36分に柴崎の右CKからDF昌子源(22)が頭で合わせて決勝点を挙げた。

 試合後、石井新監督はホッとした表情を見せ「今日は球際で厳しさを見せていた。前半から相手を圧倒できたと思う。まだ1勝しただけなので、これを続けていきたいと思います」と勝利の余韻にひたった。