昨季王者のG大阪が、悔しい引き分けになった。

 前半6分にベテランMF二川孝広(35)のゴールで先制し、優位に試合を進めながら、後半31分に失点。同ロスタイムには、あわや逆転される危ない場面もあった。幸いにもポストに救われたが、確実に白星が欲しいホームでの第1戦で、アウェーゴールを許しての1-1。

 MF遠藤主将、FWパトリックらを疲労蓄積のため欠場させた長谷川健太監督は「チームとしてはまだまだ。第2戦で1点以上を取って、次に進めるように準備したい」と話した。

 この試合で、新人DF平尾壮(19)が右サイドバックで先発デビュー。東京五輪世代で、17歳のMF堂安律も途中出場。将来を担う、若き原石が奮闘した。