アウェーの広島が大勝した。前半19分、相手CKからのこぼれ球を拾うと、一気に敵陣までボールを運び、最後はMFドウグラスが左足で決めた。

 さらに、24分には右CKからDF水本がヘディングで合わせて追加点を挙げた。清水はFWウタカとFW鄭が序盤の決定機を外し、無得点。広島が2点リードで折り返した。

 後半は清水が反撃した。同19分、MF大前のFKをFW鄭が頭で合わせて1点差とした。広島はJリーグ最多得点の更新がかかっていたFW佐藤が後半14分に途中交代。偉業達成はまたしてもお預けとなった。

 同30分には佐藤に変わって入ったFW浅野がチーム3点目をマーク。35分にも浅野がダメ押しの4点目を決めた。さらに、ロスタイムにはMF柏が5点目。

 清水は2試合で9失点。田坂監督就任後も7戦未勝利となり、残留が絶望的となった。