昨年準優勝のJ1山形はJ3藤枝に逆転勝ち。前半に先制を許すも、後半17分にFW川西翔太(26)が同点弾、同38分にはFWディエゴ(31)が勝ち越しゴールを決めた。

 山形FW川西が吉兆弾を決めた。0-1の後半17分。MFボムヨンのパスを受けて前に進み、右足で振り抜いた。「後半相手はバテると思った。狙ったところに入った」。今季天皇杯4点目となる同点ゴールから逆転勝ちを呼び込んだ。昨年10月15日の天皇杯準々決勝J2北九州戦で決勝点を決めて以降、チームは公式戦11戦8勝でJ1昇格と天皇杯準Vを果たした。1年前を再現する得点を決めた川西は「次勝ってからそれを言いたい。そろそろJでも決めたい」と今季リーグ初得点に意欲を見せつつ、中2日の17日リーグ甲府戦に気持ちを切り替えた。