ラグビーW杯イングランド大会日本代表WTB松島幸太朗(22=サントリー)が18日、J2の横浜FC-京都戦(ニッパツ)を観戦し、横浜FCのFWカズ(三浦知良、48)と対面した。共通の知人がおり、面識がある。負傷交代していたカズからも試合後、笑顔で迎えられた。緊張気味の快足ウイングは、26歳年上の現役プレーヤーから「お疲れさまでした。疲れてませんか?」などと握手でねぎらわれた。

 「小学校のころはサッカーをやっていたので、あこがれの存在でした」というサッカー界の11番に、左WTBで同じ背番号を背負うエディージャパンの11番は、あの南アフリカ戦のジャージーをプレゼント。カズを大喜びさせた。お礼に横浜FCの11番のユニホームをもらい、2人で互いのユニホームを着て記念撮影もした。新たな刺激を受け、W杯後の盛り上がりについても「ただのブームで終わらせるのではなく、来月にはトップリーグもあるのでハイレベルな試合を皆さんに見てもらいたい」と表情を引き締めていた。