J2山形はアウェーで熊本と対戦し、0-0のドローに終わった。

 午後4時キックオフの試合だったが、気温30度近くで無風の蒸し暑いコンディション。山形は序盤から熊本に攻め込まれ、ディフェンシブな戦いを強いられた。前節(18日・徳島戦)を累積警告処分で、22日の天皇杯・神戸戦では先発から外れ不出場だったGK山岸範宏(38)がこの試合から復帰。好セーブを連発し、手厚く攻め立てる熊本の前に立ちはだかった。後半も熊本のペースで試合は進むが、お互いに決め手を欠き、スコアレスのまま終了の笛が鳴った。総シュート数は熊本の7に対し山形はわずか4。低下する攻撃力の立て直しは急務だ。