鳥栖は24日、主将であるMF金民友(26)が、母国韓国で兵役に就くため今季限りで退団すると発表した。

 佐賀県内のクラブハウスで会見に臨んだ金は「いろんな人から支えてもらって感謝しています。チームを離れるの残念だが(兵役は)韓国では当たり前のことだから仕方ない」と話した。

 金はJ2時代の10年から鳥栖でプレーしたレフティー。豊富な運動量で中盤を支え、J1では通算159試合に出場して19ゴールを挙げている。

 リーグ戦は残り2試合で、29日の横浜とのホーム最終戦ではセレモニーが行われる予定だ。その後、11月12日には天皇杯4回戦(対広島、ベアスタ)を控えている。負ければ最終戦となるが「目の前の試合をひとつひとつ頑張って、最後まで自分の力を出し切りたい」と意気込みを口にした。韓国Kリーグへ移籍する予定だが、入団先は未定。