年間勝ち点1位の浦和が10年ぶりのリーグ制覇を逃した。
同3位の鹿島に敗れ、1-0で勝利した第1戦(11月29日、カシマ)と合わせて2-2ながらアウェーゴール差で下回った。昨季は準決勝でG大阪に敗れており、2年連続で優勝を逃した。
前半7分にFW興梠慎三(30)が右からのクロスに右足で合わせて先制点を奪った。観衆5万9837人の大半を占める浦和サポーターが沸きに沸く。29日の第1戦から悲願へまた1歩近づいた。その後もFW武藤雄樹(28)のシュートがクロスバーを叩くなど、惜しいシーンが続いた。
ただ、そこから悪夢が待っていた。同40分にカウンターからFW金崎夢生(27)にヘディングで得点を許すと、後半は徐々に押される展開に。我慢を続けていたが、34分にDF槙野智章(29)がエリア内で相手を倒してPKを与えた。これを金崎に決められ、逆転を許した。
終盤の約10分槙野を最前線に上げるなどしてパワープレーに出たが、得点にはつながらず。リーグ戦では勝ち点15もの差をつけていたにもかかわらず、大一番で競り負けた。武藤は試合後、昨季の準決勝を思い起こしながら「今年も、自分のゴールが決まっていればという試合になってしまった。最後の部分は成長できていないのかなと思う。この悔しい思いを、と何度も言っている。申し訳ない」と、責任を背負い込んだ。



