サンフレッチェ広島はホームでアルビレックス新潟と引き分けた。広島は高卒2年目MF森島と27歳GK広永がJ1初先発し、新潟は市船橋高から入団1年目のMF原が開幕スタメンに名を連ねた。

 前半は新潟が攻勢を掛ける。同6分、CKから元日本代表DF矢野が頭で合わせたがゴールポストに嫌われた。同35分にはカウンターからFWホニが抜け出すが、GKとの1対1で決められなかった。

 後半に入り広島が徐々にペースをつかみ始めた。同12分、CKからDF水本がヘディングシュート。GKがはじいた球を元日本代表でMLSバンクーバーから新加入FW工藤が右足で決めた。工藤は自身が出場した柏時代の開幕戦全て(13~15年、17年)でゴールを記録していた。

 対する新潟は途中出場の元日本代表FW田中がこぼれ球を拾い、右足シュート。ゴール右に決まり、同点に追い付いた。その後は両者とも決定機を決めきれず、勝ち点を分けた。