鹿島アントラーズが大差でベガルタ仙台を下し、GK曽ケ端とMF小笠原のJ1通算500試合出場に花を添えた。

 前半25分、DF西がゴール前に攻め上がり、最後はDFをフェイントでかわし、ペナルティーエリアすぐ外の中央付近から右足で先制ゴールを決めた。同32分、FW金崎がPKを決めた。さらに同43分、ペナルティーエリア内でFW土居が後方にパスを出し、走り込んできたMF遠藤が右足でゴール左隅に突き刺した。

 後半に失点を許したが、鹿島は落ち着いたボール回しで試合を支配した。ロスタイム。FWペドロ・ジュニオールがペナルティーエリア内に進入すると、右足でダメ押し弾を決めた。

 仙台は後半開始からDF永戸と、体調不良のため前日練習に不参加だったMF富田を投入。同5分にFWクリスランがCKをヘッドで合わせてリーグ戦初ゴールを決めたが、その後が続かず、リーグ戦3連敗に終わった。