ガンバ大阪が首位取りに失敗した。

 日本代表ハリルホジッチ監督が視察に訪れた清水エスパルス戦はドロー。勝てば2年4カ月ぶりの首位だったが、あと1歩及ばなかった。

 前半は互いに攻め上がるも決めきれなかった。G大阪は同11分、MF倉田とU-20(20歳以下)日本代表MF堂安がワンツーで崩し、最後は倉田が右足シュートを放つも、GKにキャッチされた。対する清水は同35分、FW鄭大世が縦パスを入れ、抜け出したFWチアゴ・アウベスがペナルティーエリア内からシュートしたが、GKにはじかれた。

 試合が動いたのは後半4分。清水が先制した。MF白崎の左クロスをチアゴ・アウベスが直接合わせてゴール右に決めた。

 1点を追うG大阪は後半11分にMF泉沢と3試合連続ベンチスタートとなったMF遠藤を投入。するとその1分後、MF堂安、倉田、井手口が素早いパスでつなぎ、最後は倉田が右足で押し込み追い付いた。

 G大阪は連勝が2でストップ。清水は4試合未勝利となった。