公式戦3連敗中だった浦和レッズが日本代表DF槙野智章(30)のゴールなどで6-1でアルビレックス新潟を一蹴し、首位に返り咲いた。前節、浦和に勝ち首位に立った鹿島アントラーズはヴィッセル神戸に1-2で敗れ4位に後退。上位は、1勝分の勝ち点3差に8チームがひしめく大混戦となった。

 J1は首位の浦和から勝ち点3差以内に8チームがひしめく大混戦となった。J1が18チームによる年間34試合制となった05年以降、11節時に首位から勝ち点3差以内に8チームは、14年の6チームを上回り最多。14年は首位の浦和が勝ち点22で、6位の柏が同20。ちなみに、優勝(年間勝ち点1位)決定が最終節になったのは過去10度あるが、05年は史上最多5チームに優勝の可能性が残っていた。