試合終了のホイッスルに川崎フロンターレ(関東第1代表=神奈川)の選手たちはピッチに崩れ落ちた。第2Pを終えて0-0、勝負の第3Pで決勝点を奪われ0-1の敗戦。大田和直哉監督は「残念ですが、選手たちのチャレンジする姿は最後まで見ることができました」と試合を冷静に振り返りながら話した。

決勝点はゴール前の川崎ボールを奪われて喫したもの。「リスクの少ない戦い方をすれば失点はなかった可能性もありますが」と大田和監督は言いながら「リスクを恐れずパスをつなぐ攻撃的なサッカーが川崎のスタイルなので」と自信を持って言い切った。

Jクラブの下部組織がトップチームと同じサッカーを志向するのは当然。09年から3連覇したチームも攻撃サッカーが持ち味だったように、伝統は守られる。「選手たちもフロンターレのサッカーが好きなので」と大田和監督。「チャンスも作り出すことはできていた」と話した。

試合後、涙をこらえてスタンドにあいさつした田中真祐斗主将は「自分のミスで負けて悔しい」と話しながらも「思った以上に自分たちのサッカーはできていたと思います」と川崎のサッカーに胸を張った。