浦和の新監督に就任したゲルト・エンゲルス氏が16日、さいたま市内で記者会見に臨んだ。午前練習前に藤口光紀社長、中村修三GMから監督昇格を打診され、すぐに受諾。さっそく、監督として練習指導に入った。99年は横浜Fのレシャック監督の後任としてコーチから監督に昇格し、天皇杯制覇に貢献。00年には京都で加茂周監督解任後もコーチから監督に昇格。03年には同クラブで関西Jクラブとして初タイトルとなる天皇杯Vを成し遂げた。04年から浦和コーチを務めてきたエンゲルス新監督は「選手にはポテンシャルがあることを信じてほしい。情熱的、積極的なオフェンシブなサッカーを見せたい」と決意を口にした。