今月25日に東京都内のリハビリテーション施設を退院したイビチャ・オシム前日本代表監督(66)が30日のJ1の川崎F-千葉を観戦した。試合後に「川崎の方がより多くのことを追求し、それを達成した」と感想を口にした。退院後、初めて肉声でコメントした。

 両チームには中村憲、山岸、川島(川崎F)、巻(千葉)の代表選手が所属。オシム前監督は、26日のW杯アジア3次予選で日本がバーレーンに負けたことを念頭に置いてか「代表チームで問題があるとしても、(この試合では)選手はよくやっている」と話した。