鹿島は20日、所属する大道広幸選手(20)が18日に酒気帯び運転をしていたことが判明し、同乗していた船山祐二選手(23)とともに謹慎処分としたことを発表した。ともに今季のリーグ戦出場はない。

 両選手から事情聴取した鹿島によると、2人は17日から18日未明にかけて茨城県神栖市内で飲酒し、帰宅途中の18日午前4時ごろに同市内の検問でアルコールが検出された。

 両選手はアジア・チャンピオンズリーグのため18日からベトナムに遠征したが、チームを離れて帰国している。

 20日午前、Jリーグの鬼武健二チェアマンに報告した鹿島の大東和美社長は「飲酒運転は反社会的行為であると認識し、今回の件は許されるものではない。選手教育を徹底してきたつもりだが、再度、選手、スタッフに対する教育を行い、再発防止に努める」とのコメントを出した。