川崎Fの我那覇和樹がドーピング違反として受けた処分をスポーツ仲裁裁判所(CAS)が5月末に無効と裁定した問題で、Jリーグ選手協会は1日、我那覇に対する仲裁手続き費用の募金総額が2079万7177円となったと発表した。1月4日から7月31日まで一般のファンと選手から寄付を募った。

 仲裁にかかった費用は弁護費用を含め、約3440万円。今回の選手協会の募金、Jリーグのチームドクター有志による約500万円の寄付、CASがJリーグに支払いを命じた2万ドル(約218万円)を差し引いた約650万円が我那覇の負担額となる。