9日に大分と対戦(九石ド、午後6時)する清水は8日、完全非公開でセットプレーの確認を行った。前回(開幕戦)はCKからの2失点目が、結果的に決勝点となった。それだけに長谷川監督は「セットプレーがポイントになる」。今季はセットプレーでの失点場面のビデオを見て修正するだけでなく、逆に相手の形を攻撃に取り入れてもきた。6日のナビスコ杯鹿島戦で得点したDF岩下が「やられて嫌なことをやればいい」と言えば、DF市川も「先に失点しないのが大事。セットプレーで良い形で得点できているし、大事にしていきたい」。中2日で乗り込むアウェーの地で、セットプレーから先制弾を見舞って今季3度目の公式戦2連勝を飾る。