<J1:名古屋2-1神戸>◇第21節◇16日◇ホムスタ

 名古屋がMF小川佳純(23)の2得点の活躍で、神戸を下した。

 小川は前半13分に右足で先制弾。後半に同点とされ、引き分け寸前のロスタイムに、右からのクロスを胸トラップでコントロールし、ボレー気味にネットを揺らした。試合中、チームメートが次々と決定機を外す嫌なムードを一掃する決定力をみせつけた。

 ドラガン・ストイコビッチ監督(43)は「今日はネットにプッシュするだけの簡単なゴールを外し続けてフラストレーションがたまったが、最終的に我々の目標である勝ち点3をとることができた。選手は最後まであきらめず、よく戦ってくれた」と話した。