<ナビスコ杯:(2)大分1-0名古屋(1)>◇準決勝第2戦◇7日◇九石ド※カッコ内は2戦合計得点

 名古屋が0-1で大分に敗れ、3日のホーム瑞穂陸での第1戦(1-1)と合わせ、1分け1敗で敗退した。

 0-0の後半4分に大分FWウェズレイ(36)にミドルシュートを決められ先制を許す。堅守を誇る大分が引いて守る中、前線に人数を掛け猛攻をかける。後半32分には左サイドバックのDF阿部翔平(24)に代え、五輪代表DF吉田麻也(20)を投入し、前線に配置。パワープレーに出たが、最後まで大分の守備を崩すことはできなかった。

 監督として初タイトルを目指していたが、準決勝でその可能性が消滅してしまったドラガン・ストイコビッチ監督(43)は「ハードなゲームだった。残念だが、この結果を受け入れるしかない。もうひとつ上(決勝)に行くこともできたが、決定力が不足していた」と話した。