川崎Fは5日、ナビスコ杯決勝戦後の表彰式における一部選手の態度がJリーグ関係者から批判された問題に対するクラブ内の処分を発表した。武田信平社長(59)が練習前に選手を集め、準優勝賞金(5000万円)の全額返還、武田社長を含むフロント3人の減俸、MF森勇介(29)の当面の試合出場停止などの処分を告げた。川崎Fは3日の決勝敗退後の表彰式で、一部選手がガムをかんだまま、関係者との握手を拒否するなどの態度をとった。これに対してJリーグ鬼武健二チェアマン(70)が「許せない態度」、日本協会の川淵三郎名誉会長(72)が「ワースト・ルーザー(最低の敗者)だ」と厳しく批判していた。