<J1:浦和3-0川崎F>◇第7節◇18日◇埼玉

 浦和DF坪井慶介(30)が、PKを止めたGK山岸を手荒く祝福した。後半11分に、MFサヌがペナルティーエリア内で相手FWを倒しPKを献上するも、山岸が見事な反応でセーブした。2点をリードしていたが、試合の流れが変わりかねない大事な局面で大仕事をした守護神の頭を、ばしばしとはたいた。坪井は「『今だ』と思ってやりました。普段できないですから」と笑顔だった。

 勝ち点16で首位に立ったが、「全部が終わった時に、どこにいるかが重要。チームとしてやってきたことが少しずつ実を結んでいるかな」と話した。