浦和が5日の名古屋戦(埼玉)でナイキ社と共同で、アフリカのエイズ撲滅キャンペーンを行う。

 ナイキ社が展開する「REDプロジェクト」の一環で、選手入場の際にセンターサークルに直径18メートルのバナーを掲げる。赤い靴ひもでアフリカ大陸をあしらったデザイン。チェルシーのドログバや、テニスプレーヤーのシャラポワらがアンバサダーを務めるほど欧州では認知されている活動だが、日本でのバナー掲出は初めてとなる。

 さらに特別仕様のキャプテンマークも用意し、会場のスクリーンで選手のコメントも放映する。関係者は「チームにもアフリカ国籍の選手がいますし、少しでも関心を持っていただければ」と話した。