<プレナスなでしこリーグ:INAC神戸4-0日テレ>◇最終節◇11日◇長居

 日テレは今季最多の4失点でリーグ戦を終えた。0-0で迎えた前半27分、相手FWゴーベル・ヤネズのゴールに、1度は副審がオフサイドを宣告する旗を上げた。だが主審はゴールを認める微妙な判定。主将のDF岩清水梓(26)らの抗議も認められなかった。試合後、野田朱美監督(43)は「あの時間帯は耐えていたから、主審の判定は残念」と悔やんだが、「止めて、蹴るという技術の差が結果につながった」と完敗も認めた。

 2点ビハインドの後半は主導権を握ったが、カウンターから2失点。この日は得点できず、1点差で得点王を逃したFW永里亜紗乃(23)は「力不足です。全日本選手権は優勝したい」。12月24日に行われる全日本選手権決勝(NACK)を目指し、INAC神戸へのリベンジを誓った。