サッカーの八百長防止対策を目的に国際刑事警察機構(ICPO)が主催した会議が9日、東京都内で行われ、ICPOのミハエラ・ラグ・スポーツ担当副部長は「日本はアジアでモデルになる立場にいる」と話し、今後の対策などで協力を求めた。

 国際サッカー連盟(FIFA)のラルフ・ムシュケ安全部長は、インターネット賭博の拡大を背景に「アジアには八百長が横行し、観客やスポンサーの減少といった悪循環に陥っている国がある」と汚染防止の重要性を強調した。2011年から八百長監視システムを導入したJリーグを例に「きちんと監視された日本のシステムを(アジアの)他の国にも広げたい」と語った。

 会議では不正の誘いを受けた選手の相談窓口設置や告発者を守るための環境整備、法整備の必要性を訴える意見も出た。

 日本で初開催された会議は2日間行われ、日本サッカー協会やJリーグ関係者、各クラブの代表者、審判員らのほか、警察や文部科学省、サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センター関係者らが参加した。