サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センター(JSC)の河野一郎理事長は23日、2013年度のくじの売り上げが史上初めて1000億円を突破する見通しを明らかにした。これまでの最高は08年度の897億円。

 くじの対象にイングランド・プレミアリーグやドイツ1部リーグなどの海外リーグを新たに加え、Jリーグの試合がない期間も販売したことや、昨年11月に国内くじ最高額となる1等約10億円のくじを販売したことで、売り上げが伸びているという。

 ことしのワールドカップ(W杯)ブラジル大会では、購入者が試合結果を予想するくじを販売する方針。JSCはサッカーくじの収益を財源にスポーツ施設や競技団体に助成金を交付している。