<J1:G大阪4-4川崎F>◇第10節◇5日◇万博G大阪、川崎FともにW杯南アフリカ大会の日本代表メンバー発表前最後の試合となった。日本代表の岡田監督も視察に訪れた。

 G大阪は前半33分、右サイドからのMF遠藤のクロスにFW宇佐美が頭で合わせ先制した。対する川崎もすぐに反撃。39分に黒津のグラウンダーのクロスをDF森が右足で押し込み追いつき、前半を同点で終えた。

 後半、G大阪の攻撃陣が爆発。14分にMF二川、18分には川崎Fのクリアミスからルーカスが抜け出して立て続けに得点を重ねた。

 動きに精彩を欠いていた川崎FはFW鄭に変え、FW楠神を投入すると、すぐに結果。29分、35分と連続して楠神ゴールを奪い同点に追いついた。Jリーグ初ゴールで、流れは一気に川崎Fに傾くかに思えた。

 しかしG大阪は37分、MF明神のミドルシュートがネットを揺らし、乱打戦を制したかに思えたが、ロスタイムに再び川崎F楠神が決め4-4のドローに終わった。