G大阪の新監督に、ブラジル人のジョゼカルロス・セラン氏(61)が就任することが内定した。22日、山本浩靖強化本部長が明かした。この日までに、外国人監督の招聘(しょうへい)に必要になる、日本協会の資格審査を通ったという。

 セラン氏とは既に仮契約を済ませており、近日中に正式サインをする方向だ。山本強化本部長は「まだ正式に合意している段階ではないが(新監督はセラン氏で)間違いない」と明かした。

 当初、新監督に就任予定だった元日本代表FWの呂比須ワグナー氏はヘッドコーチ(HC)に就任。セラン新監督と呂比須HCの他に3人のブラジル人コーチを入れる予定で、松波正信氏、実好礼忠氏の2人の日本人コーチも加えた7人体制で新生G大阪が誕生する。