G大阪は12日までに、元日本代表MF家長昭博(26)の保有権を持つスペイン1部マジョルカに、来季以降の再レンタルのオファーを出した。

 12日、梶居強化本部長が「再レンタルしたいという、レターを出している。後はマジョルカ側の判断。OKが出てから、本人との交渉に入りたい」と説明した。

 チームは来季J2となり、日本代表復帰を目指す家長の去就は流動的になっている。今後、他クラブが獲得に乗り出すことも考えられ、同強化本部長は「本人はチーム(G大阪)の体制がどうなるかを気にしている」と明かした。

 また、現在の家長の移籍期限は12月末までとなっており、仮にチームが来年元日の天皇杯決勝に進出した場合、出場ができなくなる可能性もあった。しかし、同強化本部長は「年明け1月1日まで期限を延ばすことも含めて、マジョルカ側にはお願いしている」とし、天皇杯については出場に支障はないとの見通しを示した。