浦和が20日、始動した。調(つきのみや)神社で恒例の必勝祈願の後、大原グラウンドに移動。

 500人のサポーターが詰め掛け、テレビカメラも7台と大盛況。基礎のボール回しのほかに、100メートルを1分20~30秒のペースで20分間走り続けるトレーニングを2本行うなど、精力的なメニューを消化した。

 DF槙野智章(25)は「(ドイツから帰国し)2年ぶりに年末年始を日本で過ごし、自分のペースで調整ができた。てっぺんを取って、アジアのレッズを世界に示したい」と意欲を見せた。また、ペトロビッチ監督は、オフ期間中に2度の手術をして腰の状態も改善。ストックは携帯しながらも、しっかりと歩いた。「腰が悪い時に、足の筋肉が落ちた。それが改善しているところ」と話した。