仙台は23日、仙台市内で全体練習を行った。26日のアウェー広島戦に向け、フォーメーション練習やミニゲームを実施。広島の特徴的な「3-6-1」システムへの対策をメーンに戦術を確認した。

 ミニゲームでは腰痛のMF梁勇基(31)と左ふくらはぎ打撲のMF太田吉彰(30)が別メニュー。2本目のレギュラー組にはFW赤嶺真吾(29)を左サイドハーフで起用するなど、有事に備えた布陣もテストした。

 手倉森誠監督(45)は「(梁と太田の広島戦出場は)無理だな。そう書いておいてください」と情報戦をにおわせる不敵な笑み。その上で「武藤が調子いいね」と、24歳の若手FWの名前を挙げて期待した。