J2岐阜のラモス瑠偉新監督(56)が21日、岐阜市内のホテルで会見した。

 東京Vを率いた07年以来のJリーグ復帰で、J2でも下位に低迷するチームの再建を託された。

 会見には報道陣約100人が集まり、ラモス監督は「いろんな人から電話をもらい『本当に岐阜でいいんですか?』『岐阜(の状況)をご存じですか?』と言われた。僕を必要としてくれるのならば、逃げてはいけない。強いチームを作る」と所信表明した。

 さらに指揮官は「相手をビビらせる。熱い声援をお願いしたい」と語った。

 元日本代表のGK川口能活とDF三都主アレサンドロを補強。就任1年目から、J2の台風の目になる意気込みだ。

 岐阜はこの日、午後からラモス新体制の下で練習をスタートさせる。