鹿島が18日午前、茨城・鹿嶋市内でJ3盛岡と練習試合を行った。

 トニーニョ・セレーゾ監督(58)が時折、戦術確認のため試合を止めながら行う「シミュレーションマッチ」で、変則45分×2本。MF柴崎岳(21)の先制弾、MF中村充孝(23)の2ゴールなどで、7-3で勝利した。

 2本目は45分の予定を約20分も延ばすなど、ゲーム形式の中で入念に戦術を確認。それでも内容に満足できなかったのか、セレーゾ監督は急きょ午後練習の実施を決断。予定になかった戦術練習を非公開で行った。

 開幕まで2週間弱。昼食後にベテランを除く選手が再び集まり、日が暮れて照明がともるまで2時間半以上、試合後の体にムチ打って「補講」を受けていた。