G大阪の長谷川健太監督(48)が、大阪ダービーとなる次節C大阪戦(20日、ホーム)に向けて闘志を燃やした。

 18日は大阪・万博敷地内で、完全非公開で紅白戦などを行った模様だ。

 ライバルのC大阪はユース(U-18)から、大熊新監督を昇格させたばかり。長谷川監督は「普通は監督が代わるとサッカーも変わってしまうが、ユース年代から教えている監督なので、彼らがDNAとして持っているサッカーをしてくる。頭で考えるよりも、体が反応すると思う。まったく違和感なく戦っているし、南野も調子がいい。気をつけないといけない」と警戒心を強めた。

 さらに右肩と右足甲に故障を抱える元日本代表MF遠藤については「(症状は)本人に聞いてください」と苦笑い。エース宇佐美とコンビを組む可能性のあるFWパトリックの起用法についても「言いません」などと、戦術的な質問は受け付けなかった。

 ダービーを目前に控え、既に神経戦が始まった。