<J2:横浜FC0-2岡山>◇第40節◇9日◇ニッパ球

 岡山は、横浜FCに2-0で快勝し、プレーオフ進出へ可能性を残した。

 攻め込まれる場面が多かったが前半38分、FW押谷祐樹(25)が放った右足シュートが決まり、先制点を奪った。「うまく中に切り込んで、構わず打ったら入った。得意な位置だったので。若干、地面を蹴っていて狙った形ではなかったけど(笑い)」と笑顔で振り返った。

 1点差では追いつかれるという危機感から、後半34分には相手DFのミスを見逃さずに追加点も挙げた。「点差をつけてやろうと思っていた。ゴールを決めるときは冷静だったし、うまくできた。今日みたいなプレーを最後まで続けたい」と話した。

 リーグ戦8戦勝ち無しと苦しい状況だったが、ようやく白星を飾った。残り2試合に向けて「最後まで諦めないで戦う」とプレーオフ進出を見据えた。