歴代最多16冠のアントラーズが、バスケットボールに進出?

 鹿島は26日、茨城・鹿嶋市内の体育館で非公開練習を行った。カーテンで隠された中で繰り広げられていたのはバスケット。午後2時からクラブハウスで行うはずだった通常練習が激しい風雨のため室内に変更となり、近隣のスポーツ施設を急きょ借りた。

 普段と同じ練習着でサッカーボールを使用。「3点シュート縛り」で試合は行われた。もちろん足は使えず、手でボールをさばくのに四苦八苦。サッカーでは屈指のテクニシャン、MF小笠原やMF柴崎が下手投げでリングを狙うなど珍しいショット連発となった。

 その中で高い身体能力を見せたのが、DF青木とDF昌子。普段はシュートを打つ機会が少ないが、この日は3点シュートを次々とネットにくぐらせた。最後は、決めた選手から練習が終わる「決め上がり」を実施。いつもは足で行っていて早々に終わることも多いが、この日は3点シュートラインから打てども打てども入らず…。普段の倍?

 ほどの時間をかけて、何とか全員がクリアした。本業では首位浦和と残り2試合で勝ち点4差の3位。優勝争いの佳境で異例の水入りとなったが、29日のアウェーC大阪戦(長居)へ向けてリフレッシュできた?