J2岡山は28日、影山雅永監督(47)の退任を発表した。

 日本代表テクニカルスタッフだった影山監督は、マカオ代表、U-16シンガポール代表を指揮した後、09年にJ2に昇格したばかりの岡山のヘッドコーチに就任。翌10年から監督を務めた。

 今季は第9節からチーム初の18試合連続無敗を記録し、一時は昇格プレーオフ圏内の4位まで浮上するなど好調だったが、終盤に4連敗するなど大失速。最終的には8位に終わった。

 影山監督はクラブを通じ「監督としての5年間、コーチとしても合わせると計6年間をこの岡山で過ごさせていただきました。Jリーグに昇格したばかりのチームとともに選手、スタッフ、フロントスタッフが必死に走った6年間でもあります。皆さまとともに次のステージへ向かうことが叶わず残念ではありますが、全てを出し切った爽快な気分です」とコメントした。