不振にあえぐ浦和FW高原直泰(28)が、古巣の先輩らからアドバイスを受けていたことが分かった。無得点に終わった磐田戦(5日)後、磐田FW中山とMF名波らの元を訪れた。そこで、その日の動きについて、中盤の位置にまで下がって受け過ぎと指摘されたという。6日、さいたま市内での練習で「あらためて言われて参考になった」と振り返った。

 この日の練習では、先発組ではなく、控え組に入った。「自分はこのチームにまだフィットしていない」。試合翌日にもかかわらず、不振を打開するべくシュートを打ち込んだ。新居もようやく決まった。静岡遠征から戻った5日に入居。「やっと落ち着いた。がんばりますよ」。次節への期待感にあふれていた。【栗田成芳】