<練習試合:磐田サテライト5-1U-19日本代表候補>◇9日◇45分×2本◇大久保グラウンド

 磐田はU-19日本代表候補と練習試合を実施。DF田中誠(32)らリハビリ中の選手が実戦復帰したが、MF太田吉彰(24)が右ひざに重傷を負った。

 倒れ込んだ太田が、すぐに両手で「×(バツ)」を出した。1人では立ち上がれず、歩くこともできなかった。駆け寄るスタッフ。練習試合の前半44分、相手選手と交錯した際、右ひざが外側方向に持って行かれた。瞬間「ブチッと音がした」(太田)。クラブハウスで冷やすと、簡易ギプスで固めた。松葉づえ姿で、すぐに病院へ向かった。

 「ひねった感じはなかったし、どうなったか分からない。外側の靱帯(じんたい)だと思うけど、状態はまったく分からない。つらいです。軽傷ならいいけど…」。苦しげだった。06年5月に左ひざ前十字靱帯を断裂したMF村井は、全治半年から1年と診断され、その年を棒に振った。負傷程度が分からないだけに、内山監督も「相当痛がっていた。大事に至らなければいいが」と心配した。

 太田は昨季、リーグ戦32試合に出場して4得点。今季は途中出場の1試合のみでベンチ外が多かったが、サポーターを魅了するスピード豊かな貴重な戦力だった。この日の練習試合ではDF田中やMF村井らケガ人が、ようやく実戦復帰したばかり。その中で、再びアクシデントが起こってしまった。【今村健人】