北京五輪を目指すU-23日本代表候補合宿(21~23日、埼玉)メンバーが18日に発表され、清水と磐田から計9選手が選ばれた。Jクラブ最多の5人が選出された清水は、19日に横浜と対戦(午後7時開始予定、日産ス)。昨年11月以来約5カ月ぶり代表復帰のMF枝村匠馬(21)は、けがのMF藤本淳吾(24)に代わって攻撃でリズムをつくる。
あきらめかけていた北京への道が、再び見えてきた。この日の非公開練習後、約5カ月ぶりに代表候補入りした枝村は「入ると思ってなかったですけど、入れてよかった。どこを評価されたか、まったく分かんないです」とはにかんだ。
評価されるべきところはあった。今季開幕戦では途中出場からチーム初得点をマーク。それでも先発の座に固定されることはなかったが「自分が入ったらどうするか」を常に意識した。「ポジションにとらわれず、みんながどんどん追い越せればいい」。今季リーグ6戦4得点と得点力不足に悩むチームの打開策を自分なりに考え続けた。
それを16日のナビスコ杯東京V戦で実践してみせた。攻撃のリズムをつくりつつゴール前に上がって得点し、5-0の大勝に貢献。五輪代表から遠ざかった時期には「もう北京は無理かな」と漏らしたこともあったが、少ない時間で結果を残して代表候補に返り咲いた。「もう他の人とか関係なく、サッカーができればいいかな」。久々の代表合宿にも気負いはない。
合宿前に迎える今日の横浜戦では、リーグ2戦連続の先発が有力だ。右太もも裏痛の藤本は合流したが、長谷川監督は「先発はないですね」と明言した。代役濃厚の枝村は「水曜日(東京V戦)はいい感じだった。でも別の試合。結果を忘れて1からやれれば」と横浜撃破だけを見据えた。04年以来4年ぶりのリーグ戦4連敗阻止で、気分よく合宿へ向かう。【浜本卓也】



