磐田逆転で3連敗/J1
<J1:東京2-1磐田>◇第13節◇17日◇ヤマハスタジアム
J1磐田が、今季4度目の逆転負けで3連敗を喫した。前半22分にDF大井健太郎(24)のゴールで先制したが、東京FW赤嶺に2得点を許して1-2で敗れた。今季公式戦16戦で6度目となる後半立ち上がりの失点でばたつき、落ち着きを取り戻せなかった。4勝2分け7敗の暫定15位で、リーグ戦は一時中断。馬淵喜勇社長(60)は中盤の補強に動くことを明かした。
容赦ないブーイングが、ヤマハスタジアムを包んでいた。試合後のあいさつで、選手は顔を上げられなかった。今季リーグ戦7敗目で、4度目の逆転負け。MF河村は「後半の最初の失点がすべてだった。簡単にセットプレーにしてしまうし、ボールへのプレスも甘い。やってはいけない失点だった」とうつむいた。
何度も、何度も見た光景だった。1-0で迎えた後半3分。左CKからDF佐原にヘディングシュートを許し、こぼれ球を赤嶺に決められた。ナビスコ杯も含めて今季6度目の、後半立ち上がりの失点。しかも、東京には3戦連続で、同じ時間帯に赤嶺に許した。後手に回ると、同17分にも再び赤嶺に決められた。DF田中は「あまりに早い時間帯にやられて、気持ちがダウンした時にまたやられる。そして焦る。こういう流れが多すぎる」と嘆いた。
今日18日の東京V-清水戦の結果次第では、降格圏内の16位に落ちる。そんな危機的状況にフロントも補強を決断。週明けにも、鈴木強化部長らを南米などに派遣する。馬淵社長は「弱点は中盤。強化するしかない。(派遣は)片道切符。(帰国の日時を決めない)オープンチケットで行けと言った」と、険しい表情で“結果”を求めた。
FW前田が先発復帰し、シュートは相手を2本上回る14本。それでも、負の流れは止められなかった。MF西が「選手の質の問題。危機感を持ってやる」と言えば、FW中山も「止まっても、落ち込んでもしょうがない」。中断期間を経て、はい上がるしかない。【今村健人】
[2008年5月18日12時28分 紙面から]
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