更迭が既定路線になっている福岡の監督人事は22日も、結論が出なかった。クラブ首脳が水面下で進めている後任人事は、この日も難航し、都筑興社長(66)はチームが練習を再開する23日まで、結論を持ち越した。

 5連敗で監督交代が決定的になったC大阪戦(21日)を受け「慎重に検討する」と話した都筑社長は、この日、都内で開かれたJリーグ緊急実行委員会に出席。「昨日(21日)と事態は変わっていない。監督とは話していないし、道は遠いなという感じ」と監督の去就判断を見送った。後任候補との交渉にあたっている田部和良GM(46)は、公の場に姿を見せなかった。

 チームは、この日、大阪から空路福岡に戻った。リトバルスキー監督は自身の去就について語らなかったが、23日の練習は監督の意向で急きょ非公開となった。次節仙台戦(25日)に向けての分析もスタッフに指示しており、現場を去る姿勢は見せていない。チーム内には監督以外、S級指導者ライセンス保持者がおらず、病気などやむを得ない事情以外では、ベンチにS級保持者が入らない事態は認められていない。次節から新監督をおく場合、Jの登録期限は23日。練習再開前のミーティングには同社長も参加し選手に方向性を示す予定だが、後任探しが後手に回り、リトバルスキー監督をあと1試合「延命」せざるを得ない可能性も出てきた。