大分苦手アウェーで鹿島に完敗
<J1:鹿島1-0大分>◇第11節◇25日◇カシマ
大分が、リーグ再開初戦でまたも惜敗した。未消化だった第11節の鹿島戦にアウェーで挑んだが、後半21分にセットプレーから失った1点に泣き、0-1で完封負け。29日の神戸戦(九石ドーム)から本格化する後半戦に向け、得点力不足に課題を残した。
内容的には互角、いや、それ以上の戦いぶりを見せたが、大分の課題をあらためて露呈した試合だ。鹿島を上回る14本のシュートを放ちながら無得点。これで1カ月以上に及んだ中断期を挟み、アウェーでは3試合連続の0-1敗退だ。「結果以上のものが出てもよかったと思う」。会見で口にしたシャムスカ監督の言葉も、今や聞き慣れたフレーズとなってしまった。
内容がよくても、勝ちきれない、勝ち点を奪い切れない。FWウェズレイが下がり気味のポジションを取ると、チャンスメークはできるがエースFW不在という現実を突きつけられてしまう。この日も「うちが守備から攻撃に切り替わるところのミスを鹿島に突かれてしまった」とシャムスカ監督。開幕直後にブレークしたMF金崎は、後半になって強烈なシュートでバーをたたくなど積極的に動いたが、個人の突破に頼りがちなのが気になる。
左ひざ痛からMF高橋が復帰し、FWとMFでプレーしたが、シャムスカ監督は「攻撃は厚みを増すが、まだ100%のコンディションでない」と指摘。右足首痛のFW高松の復帰のメドも立たない。後半38分、攻撃参加でゴールを狙ったDF森重は「勝たないといけない試合だった。アントラーズは、こういう試合を勝つことを知っている。そういうチームが上位に行けるということを分からされた試合だった」。勝ち点17で10位につける大分だが、降格圏16位との勝ち点差は3のまま。激しい守備が、この日も通用していただけに、後半戦に浮上するためには、前半戦から引きずっている得点力不足を解消する処方せんが早く必要だ。【村田義治】
[2008年6月26日10時31分 紙面から]
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