仙台は、右足首ねんざで戦列を離れていたFW田中康平(22)が、28日のアウェー水戸戦で先発復帰する。6日の負傷後、懸命にリハビリし、コンディションに不安はない。ぶっつけ本番の復帰戦で、大暴れする。

 ベンチ入りメンバーだけで行ったセットプレーの確認に、田中がいた。先発組の平瀬と位置取りを確認しあう顔に、復帰の喜びがにじむ。MF梁が、田中を目がけてクロスを供給。遠いボールでも、あきらめずにゴールを狙う姿勢は故障前と変わらない。

 先月31日の湘南戦で、仙台移籍初ゴール。今後が期待された矢先のアクシデント。一時松葉づえを使用し、早期復帰は難しいと思われた。「毎日アイシングと電気治療した」という田中。ケガから22日目で公式戦復帰をたぐり寄せる。

 「FWは点を取るのが1番の仕事」と力強く宣言。実戦を経験させずに送り出す手倉森監督は「キックの精度、うまさがあるので今回(メンバーに)入れた」と話し、得点を求めた。05年山形時代、初出場でプロ初ゴール。そして今年初先発試合で移籍初ゴール。「初」に縁のある田中が、復帰「初」戦ゴールを狙う。【山崎安昭】